6/4,5に予定されていた、関東会場でのスマホグラファー講座がオンラインにて開催されました。
MPAのスマホグラファー講座では、iPhone11(pro)を用いて、キッズ、ママ、ベビー、親子などのポートレート撮影を学びます。
iPhone11(pro)では、1台で望遠から広角までの焦点距離で撮影ができます。
MPAのポートレートベーシック講座で、ミラーレス一眼カメラを使って、中望遠レンズなどでポートレート撮影をすることに慣れている方もいらっしゃると思いますが、広角系でのポートレートは初めてという方は新鮮に感じるようで、感動すら覚える方も多いようです。
広角系のレンズを使ったポートレートでは、背景と人物を調和させて、単に背景をぼかして人物を強調するのではなく、物語性を表現する楽しみがあります。
そして広角系レンズを使ったポートレートでは、モデルさんにより、寄り添って撮影する醍醐味もあります。ママフォトグラファーだからこそ、キッズのパーソナルスペースに入っての撮影もできてしまうのです。
例えば、以下の写真。向かって左の写真も良い表情を捉えていますが、さらにもう一本キッズのスペースに入り込むとどうなるでしょう?
写真は「引き算」とよく言われますが、確かに黄色い遊具と、もう少し背景の情報を引いてみてもいいかもしれません。
そこでママフォトグラファーが、もう一歩、いや二歩モデルさんに近づきました。
どうでしょう?だいぶキッズの印象が変わると思います。最後にモデルさんの表情と背景のグリーンを少しだけ明るく補正してみました。(必ずしも必要性はありませんが…)
欲を言うと、逆光の光が入っていたらもっとドラマチックな印象になったかもしれませんが、天気にだけは逆らえません…
ポートレートに「こうあるべき」と言う正解はありませんが、iPhone11(pro)1台で、様々な表現方法にチャレンジできるのです。
上記の写真はスマホグラファー講座にチャレンジ中のママさんが撮った一枚です。すごい!!!