新型コロナウィルス感染拡大防止の「緊急事態宣言」に伴う休業要請が続く都道府県、緩和された都道府県、それぞれに在籍するママフォトグラファー協会員によるオンラインフォーラムが開催されました。
現状の課題として…
- 親子モデル、ママモデルに会えない現状、撮影実践をどのように進めるのか…
- 特にベビグラファー講座、ニューボーンフォト講座受講中の方で、試験を間近に控える方のケーススタディーのあり方について…
- 撮影実践を伴う実技のオンラインでの具体的な指導方法…
などに焦点が絞られ、活発な意見交換が行われました。
MPAの各講座では、赤ちゃん、キッズ、ママ、親子をモデルとしたポートレートを学びます。ポートレート撮影において重要なのは、撮影技術よりもモデルさんとのコミュニケーションであるということはMPA会員であれば共通認識として持っています。
日々の撮影も、養成講座のレッスンもその基本は全てコミュニケーション。コミュニケーションは「表情」「声のトーン」「間」「空気感」など様々な要素を感じ取ることが大切なので、そのためには「対面」が一番であることには変わりません。
では、「オンラインツール」でどこまでできるのだろうか?特に「受講生を合格に導くため」にオンラインツールがどこまで有効なのか?
- 撮影指導に関しては、オンラインツールの共有機能を使えば、カメラの液晶ビュー・ファインダービューも共有できるので、オンライでもできるのではないか…
- 「光の読み方」に関しては、肉眼で確認するよりかえってオンラインの方がよりハイライト、シャドーがわかりやすいので受講生が気づきやすいのではないか…
- ケーススタディーに関しては、モデルさんになれる条件を広げることで試験エントリーしやすくなるのでは…
などなど活発な意見が挙がってきました。
いずれにしても「前に進むしかない!」
という共通認識のもと、「可能なことはやろう!」ということで大きく前進しました。
さて、やはり時間が足りない!!!
ということで、このオンライフォーラムさらにテーマを絞って第3弾、第4弾を行うことになりました。
第3回MPAフォーラム 5月16日(土)10時〜12時
第4回MPAフォーラム 5月18日(月)13時30分〜15時30分
【参加条件】
MPAのベビグラファーコースまたはニューボーンフォトコースの有資格者または受講中の方
【次回、次次回テーマ】
MPAのベビグフ、ニューボーンフォトの本質を考える!!〜クオリティーが高い写真を撮るために!クオリティーが高い指導をするために〜
ポートレートには、「こうあるべき」「こうしなければならない」という「正解」の線引きができるものでもありません。商業写真というベースはあるものの、ある程度の撮影技術を習得すれば、表現の自由を追求することも無限にできます。そんな中で、「ママフォトグラファー協会として目指す写真はどのようなものなのだろうか?」ということを再確認していきたいとおもいます。
ちなみに、第3,4弾は、本日5/9 22:00より募集スタートいたしましたが、開始5分を満たずに満員終了となりました。